上司によるパワハラ急増中・現状と対処法について

上司によるパワハラ急増中・現状と対処法について

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2018.09.02

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

近年は、職場におけるパワハラが問題になるケースが増えています。特に急増しているのが、上司から受けるパワハラ。他人に相談できず、一人で悩みを抱え込んでしまう人も少なくありません。自分自身が受けてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。そこで今回は、上司のパワハラに関する実態と効果的な対策法について紹介します。

上司のパワハラが急増している実態

 
 
 
 

平成14年度の段階では、いじめや嫌がらせに関する相談で労働局へ寄せられた件数は6,600件ほどでしたが、その10年後には一気に約46,000件まで増え、上司のパワハラ急増中です。さらに、平成28年に実施された厚生労働省の「職場のパワーハラスメントに関する実態調査報告書」によれば、過去3年間でパワハラを経験したと回答した人は32.5%。従業員の相談窓口に寄せられる相談のテーマでは、パワーハラスメントが32.4%で一番多い結果になりました。つまり、およそ三人に一人が職場でパワハラを受けている実態が明らかになった訳です。

 
 
しかし、現場では管理職である上司と部下との間に、パワハラに対する温度差が生じています。日本アンガーマネジメント協会が実施した「怒りの感情が業務に及ぼす影響」の調査では、上司が自分に対して怒ったことがパワハラに該当する、と答えた部下は53.8%。逆に、自分自身が部下に対して怒ったことがパワハラに該当する、と認めた上司は16.7%で調査結果は真逆でした。上司と部下のパワハラに関する意識の違いが、現場での被害がなくならない一因になっているとも考えられます。

 
 
 
 

パワハラに該当する行動の種類を理解しておく

 
 

そもそも何を「パワハラ」と定義するかについては曖昧な部分があり、会社における指導の一環と見なされたり、上司と部下の考え方の食い違いでパワハラとは認めらないケースもあります。自分が受けた行為がパワハラに該当するか判断するためにも、まずはパワハラを行う上司に共通する特徴やパターンを押さえておきましょう。
 
 

最も分かり易いのは、身体的な攻撃型です。殴られたり蹴られたり、物にあたりながら威嚇されるというように、暴力や傷害を受けるパターンです。また、言葉による暴力をふるわれるのは、精神的な攻撃型のパワハラです。罵声を浴びせられたり、「給料泥棒」などと人前で侮辱される、「仕事が完了するまで帰るな」と脅されるのもこのパターンです。
 
 

これら以外に、人間関係から切り離される形でパワハラが起こることも。仕事を全く教えてもらえない、仲間はずれや無視をされるような場合はこのパターンに該当します。そして、どう考えても無理と思われるノルマを与える、過大な仕事を課す場合もパワハラです。逆に、コピーや雑用だけを与えられ続け、過小な仕事しか与えられない場合も、自分自身が不服と感じているならパワハラと言えます。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

上司からのパワハラに対処する方法は?

 
 

上司から受けるパワハラのパターンは様々ですが、それぞれのパターンを理解して対策を考えておくことで、不快な行為を止めさせたり、防止することに役立ちます。
まず、身体的に攻撃を受けるパワハラの対処法として、証拠を残すという手段があります。暴力は人間の規範から外れる行為で、酷い場合は刑事事件に発展させることも可能です。

 
 

証拠を残すには、「いつ」「どんな行為」を受けたかメモを取って残しておきましょう。この際、証人になってくれる人を確保したり、ボイスレコーダーの使用も有効です。仮に、物を壊されたりケガをした場合は写真を撮って、必要なら病院で診察を受けて下さい。それらの証拠を元に、人事部や労基署、あるいは警察など外部機関に報告します。証拠さえあれば、それなりの対処をしてもらえるはずです。
 
 

次に、精神的な攻撃型のパワハラですが、このパターンも身体的な攻撃型と同様に証拠を残し、人事部や周囲の機関へ報告して下さい。罵声もしくは暴言があまりに酷い時は、告訴を検討することもできます。
なお、小姑のように嫌味を言ってくる上司には、無視して気にしないでおくという方法も効果的です。嫌味はできるだけ無視しつつ、社内で自分の味方を作るように努力して下さい。そうすれば、「あの上司がまた嫌味を言っているよ」というような雰囲気を作れるので、自分の気持ちも楽になりますし、その上司の立場も徐々になくなっていくはずです。
 
 

対処法として難しいのは、人間関係から切り離されるパターンです。このパターンは判断が分かれる場合が多く、単に自身が上司と打ち解けられないために孤独を感じている可能性も否定できません。その場合には、自分から上司に歩み寄ることを意識してみて下さい。それでもやはり無視されるようなら、人事部あるいは本部などの社内機関に相談します。相談しても一向に改善しないようであれば、外部の機関への相談を検討しても良いでしょう。この対処法は、過大あるいは過小な仕事を課されるパターンにも有効です。

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 

上司のパワハラに対処して自分を守る

 
 

パワハラ行為を行ってくる上司に共通している場合が多いのは、強い者に弱く、弱い者に強いという特徴です。パワハラには色々なパターンがありますので、それぞれの問題行為に対処する方法を考えておくのが賢明です。エスカレートしてしまってからでは、自分も追いつめられてしまいます。自分が受けた行為がパワハラだと気づいたら、早い段階から勇気を出して行動しましょう。

 
 
 
 
 
 
 
 

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