完璧主義者の特徴とデメリット・柔軟性の必要性について

完璧主義者の特徴とデメリット・柔軟性の必要性について

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2018.08.25

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
完璧主義者の言動はいつもきっちりと正確で、素晴らしい仕事をこなし、周りからの評価も高いでしょう。
しかし、完璧主義にも多くのデメリットがあります。失敗やミスを許さず、仕事においても私生活においても常に最高の出来を求めることは大きなストレスを生み、自分自身を苦しめるケースも見られます。ここでは完璧主義のデメリットについてご紹介します。

 
 
 
 
 
 

完璧主義者は自分自身を苦しめる

 
 
完璧主義者はすべてを完璧にこなそうとするため、ミスや失敗を嫌います。彼らにとってミスや失敗は自分の評価を下げる要因として捉えられるため、些細なミスに対しても軽く流すことができず、感情のバランスが崩れることもあります。すべてを完璧に行うのが理想の自分として認識しているため、彼らにとってミスや失敗は必要以上に大きく感じられ、つまり出来たことより出来なかったことのほうが際立って感じられてしまうので、その結果引き起こされる苛立ちやネガティブな感情が増大します。
 
 
また、すべてを予定通りに進めなければ気が済まず、急な変更やキャンセルにも同様に焦りなど負の感情を覚える傾向にあります。これらは本人の気が付かないうちに大きなストレスとなり、精神的に不安定な状態を引き起こします。
そして予定が変更した場合などは、軌道修正のために、無理をして予定や期限通りに物事を終わらせようとするなど、自らを酷使したり、過剰に責任を感じ自己嫌悪に陥ることもしばしば。失敗や変更が許されない状況を自らに対して勝手に作り上げ、その中で不安や焦りを増長させ自分自身を追い詰めてゆくことになるのです。
 
 
 
 

他人にも完璧を求め人間関係に亀裂

 
 
完璧主義者がすべてにおいて完璧を求めるのは自分自身に対してだけではありません。同じものを他人にも求めます。そのため、他人が些細なミスをしても必要以上に叱責したり、他人に仕事などを任せることができなくなり、すべて自分で抱え込んでしまうこともよくあります。
 
 
他人を信頼できず、また認めることができず、他人との共存・共有の姿勢がない状態が続くと、周囲の目には完璧主義者はいつも必要以上に忙しく、やらなくてもよいことを頑なに自分自身で行い、他人に対して厳しい態度を取っているように映り、自己中心的で協調性のない人間と思われてしまいます。やがては周囲から孤立し、人間関係のトラブルに陥ったり、家族や近親者との関係にまで影響を及ぼすこともあります。
 
 
これは完璧主義者が自分の価値観や考え方に固執する傾向によるものであり、いつも自分の思う通りに物事を進めようとするため、周囲とぶつかってしまうのです。
十人十色と言われるように、様々な価値感を持った様々な人が社会に存在し、それぞれに異なる生活環境を持ち、異なる事情を持って生きているのです。しかし完璧主義者はなかなかそのことに気付くことができません。負の感情に支配されると心にゆとりがなくなり、周りの状況を判断する力や他人の気持ちを推し量る力、他人を思いやる力は低下します。よって追い詰められるほど視野は狭くなり、想像力が失われ、やがては生産性も低下してゆきます。
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

健康を損なう恐れも

 
 
このような精神状況から完璧主義者は睡眠障害や精神疾患を引き起こすケースが多く見られます。心理学上、人間は夜のほうが物事をネガティブに考えやすい傾向にあるため、完璧主義者は1日を思い通りに過ごせなかったり、失敗があった日などは精神の乱れから眠りにつきにくい状態になります。良質の睡眠は翌日の最高のパフォーマンスに欠かせないものですが、それを崩しがちになり、悪化すれば鬱などの精神疾患に発展します。鬱は自分自身を認めらず、自分を責めてしまうことからも発症しやすく、些細な失敗などが大きく影響する完璧主義者はこの病気にかかりやすいと言われます。
 
 
また、必要以上に高い水準を自分自身に求めることから、何に対しても頑張りすぎてしまい、気が付かないうちに過労で健康を損なう可能性もあります。完璧主義者は手抜きを嫌う傾向にあり、一つの作業に人よりも多くの時間とエネルギーを取られてしまうのです。これでは生活の中で休息をとるゆとりがなくなっていまいます。しかし、不安や焦りが先行してしまうと、時間ができても休むことができなくなってしまうのです。常に頭の中が「しなければいけない」ことや「このままではいけない」という思いで充満しているため、心にゆとりが持てず、休むことに対し罪悪感を抱くケースも見られます。
 
 
長い人生の中でうまくいく日もあれば、うまくいかない日も数えきれないほどあり、それは誰にでも起こることで、ごく普通のことです。しかし完璧主義者はあまりに自分の理想に固執してしまうため、「まあいいか」「なんとかなる」と自分の力で自分を落ち着かせることができません。
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

柔軟性を持つこと

 
 
 
 
完璧主義者のパフォーマンスはときに高い成功を収め、周囲から称賛されることもあるでしょう。しかし、それを維持することは極めて難しく、常に最高水準を目指すことは、精神的・身体的・社会的なリスクを背負うことになります。
言うまでもなく、社会や人生は思い通りになりません。完璧を求めることは悪いことではありませんが、そこに柔軟性を持ち合わせることが、自分自身にも周りにとってもより良い結果を生むでしょう。
 
 
 
 

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