コミュニケーション障害の原因や特徴と克服方法

コミュニケーション障害の原因や特徴と克服方法

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2018.08.15

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

現在の日本社会ではコミュ障に悩む人が増えています。緊張してしまう場面で話せなくなったり、世間話で言うべき会話を思いつけなくなったりなどコミュ障とされる理由はさまざまですが、共通しているのは自分以外との誰かとうまく関係を持てなくなってしまうことです。
ここではコミュ障にどうしてなってしまうのか、またどのような特徴があるのかを考え、具体的な治し方を提案しています。

 
 

コミュ障になってしまう原因は

 
 

まず一つ押さえておきたいのは、一般的にコミュ障と呼ばれているものとコミュニケーション障害はまったく違うものである、ということです。コミュニケーション障害は精神障害、発達障害の一種であり、ほとんどが先天的なものであるのに対し、コミュ障は後天的なきっかけから対人関係がうまくいかなくなってしまった人のことを指しています。
人はなぜコミュ障になってしまうのでしょう?これは幼いころに体験した精神的なショックや落ち込みから、完全に抜けることができなかったことが原因だと考えられます。
 
 

小さな子供は喜怒哀楽がはっきりしているため、嫌なことがあるとすぐに悲しんだり機嫌が悪くなってしまいます。本来であれば、暮らしの中には同じくらいの喜びもあるために立ち直りも早いのですが、そういったポジティブな要素が少なく、嫌なことばかりが続いてしまうと、精神が歪んでいくのを止められなくなってしまうのです。このため幼い頃に虐待を受けていたり、人との触れ合いが少ない環境で育った人は、コミュ障になりやすいといえます。

 
 
しかしそのようなひどい環境で育たなくても、些細なきっかけから人はコミュ障になってしまうものです。たとえば受験や恋愛などでの失敗体験を一人でずるずると引きずってしまうと、いつの間にかコミュ障になってしまうケースがあります。また大人になってからも、職場でパワハラを受け続けてしまったり、結婚後のパートナーや親族と折り合いがつけられなかったりすると、コミュ障となることもあるのです。

 
 

コミュ障の人の特徴とは

 
 
コミュ障となってしまった人は、とにかく対人関係が苦手です。誰かと会っても言うべきことを思いつけず、目を合わすことさえできなくなります。また会話をしたとしても長く続かず、黙ってしまい気まずい雰囲気を作ってしまうことが多いです。このように人との関わり方が全体的に不器用なので、他人からなかなか受け入れてもらえないようになり、孤独感からさらに塞ぎ込んでしまうという悪循環に陥りがちです。
 
 

また新しい環境に入っても関係を作れないため、自分の馴染みある範囲でしか行動できなくなることも特徴です。仲の良い友達とばかり会ったり、知らない人が輪に入ってくるとなんとなく落ち着かなくなってしまうといった傾向があります。しかし自分が新しいことをしなくても、周囲の人は今までとは違った環境にも飛び出していくため、だんだんと取り残されていってしまう人も少なくありません。そうして今までと同じことができなくなってしまうと、自分しか信用できず、自分の内に閉じこもりがちにもなります。そうして引きこもりや登校拒否、通勤拒否などの症状を併発してしまうことさえあり得るのです。
 
 

もちろん同じコミュ障といっても軽度の人はたくさんいますので、これらすべての特徴が当てはまる人は稀でしょう。しかし傾向としては似通ったところにあるため、状況を改善する要素を掴めないと悪化してしまうかもしれない、ということは心に留めておきましょう。

 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

コミュ障を治していくために

 
 

コミュ障を治すためにもっとも重要だといえることは、無理をしないことです。無理に人と話そうとしても心はどんどん疲弊していくために、後々になってひどい反動がきてしまいます。コミュ障は必ず改善できるために、焦らず落ち着いて、周囲に溶け込んでいくことを心がけましょう。

 
 
まずは人と会うことに慣れていきたいところですが、最初は誰でもいいとはせずに、信頼のおける人とコミュニケーションをしていきましょう。もしコミュ障であるとわかっていながら一緒にいてくれる人がいるのであれば、その人のことをこちらからも信用し、尊重していくことが大事です。そういう人が相手ならば、会話を交わしていなくても良い雰囲気を保てるはずです。そのような他人を尊重する術を身に着けることができたならば、誰が相手でも焦ることがなくなっていくでしょう。

 
 

もう一つ心に留めておいてもらいたいのが、コミュ障はおかしなことではない、ということです。おそらくそう思えない方もいるでしょうが、前述した通り、コミュ障には誰もがなる可能性があります。なので自分はコミュ障だ、おかしいんだ、と否定をしていくのではなく、あるがままを受け入れ、自分を許していく心が肝要です。自分を信頼してくれた相手を信用するように、自分を信頼できる自分をまた信用できるようになっていきましょう。
 
 

また、もし自分や周りの環境だけではどうにもなりそうにない場合は、心理カウンセラーに相談するというのも一つの手です。心の問題のプロである心理カウンセラーは、自分を信じきれない人に対しても、真摯に心を開いて話を聞いてくれるでしょう。

 
 

コミュ障である自分に誇りを

 
 
コミュ障は心の病だという表現があります。だとすれば、コミュ障となっている人は心の癒しを求めているために、人と接しないようにしているのだと思うこともできます。
この例えを信じるならば、コミュ障を治そうとしている時はリハビリ期間だと考えることができるでしょう。
なるべく無理をせず、ゆっくりと世間に向かいながら、心を癒していってください。

 
 
 
 
 
 

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